虚言癖の生い立ちと原因、克服するまで⑤

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前回の続きです。だいぶ長くなってきましたね(笑)
そろそろ締めていきます。

虚言癖の生い立ち

前回、変わろうという意識を持ってから、
まず私はインターネット上で、様々な情報を見るようになりました。

特にフラれたショックが大きかったため、
男として、もっといい男になりたいという想いがとても強くなりました。

その時に、大切な考え方に沢山触れてきました。

・人生は良くなるか悪くなるかしかない。いつまでも今のままない。
・自分の成長が1番楽しい。そういう生き方は素晴らしい。
・同性にも異性にも、仕事にも社会にも、モテる人間になろう。
・被害者意識ではなく、加害者意識を持とう。

などなど。

よくある自己啓発系の話ですね。

私はそれらに感化され、自分を改めていきました。
ある意味、周りからしたら「意識高い系」の人間になっていました。

(しかし、これらの話は真実ではあると思いますし、
本当に大切なことであると、今でも思っています。)

そして、ここで大きな過ちを1つ犯します。

それは、そういった理想の自分になろうとしたのはいいものの、
その理想の自分を演じるようになってしまったのです。

つまり、結局また嘘の自分を演じることになってしまったのです。

「理想の自分になろう!」というところまでは間違ってなかったものの、
結局、また繰り返しになってしまったのです。

思い返せば、その時読んだ本にも、
「結局自分を出していかないとレベルアップしない。」という話もあったにも関わらず、
演じてしまったのです。

しかも、演じているという意識がありませんでした。
ともかくそういった人間になろうと必死になりました。
悪意もなく、無自覚でそうしていたのです。

そして、そこからが恐ろしいのが、
そんな自分でも、人から感謝されることが増えていったのです。

友人も増えました、いろんな知り合いができました。
また恋愛をすることもできましたし、近所の方々とも親しくなっていきました。

もちろん演じていた中でも、実際に本当に変わった部分もあったと思います。

しかし、本当はできないのに、できるように見せていた部分もとても多く、
それによって、周りから褒められることも嬉しかったですし、
結果として、それで満足するようになってしまいました。

それから大学に進学し、いじめられることはなくなり、
多くの人達との交流を作ることができるようになりました。

また、ネットで付き合っていた人たちとの縁も、リアルに会うことによって、深まっていき、
今も関係が続いていますが、とても尊敬できる友人もできました。

また大学での成績も悪くなく、様々なことに挑戦するようになって、
毎日楽しむことはできるようになっていました。

1人旅をしたり、様々な企画のリーダーをやったり、
興味があった物にはともかく挑戦をしていきました。

挑戦することによって、いい方向に変わったものももちろんありますが、
根本の部分は変わっていませんでした。

・相変わらず話を盛ってしまう。
・本心に触れそうな話をされた時は話を逸らして逃げる。
・恋人に嘘をつく
・自信がない
などなど、これらの部分はまったく変わっていなかったのです。

でも、まったく自覚がありませんでした。
もはや自分が嘘をつく癖があったことも忘れ、今の自分は自分らしい!と思っていました。
虚言癖を持ったまま・・・。

しかし、大学を卒業し、社会に出てから・・・。
私の人生を変える大きな出会いを迎えることになります。

次回で最後の予定です。

今回の話をまとめると、虚言癖の心理として、
・理想の自分になっていると無自覚に思い込んでしまう。

というものがあるということです。

そのため、多くの虚言癖を持っている方々は、理想と今のギャップに苦しんでいる方が多いと思いますし、
そんな自分を否定されると、物凄くマイナスな気持ちになる人が多いのではないかと思います。

それでは次回に続きます。

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虚言癖カウンセラー ノブヒロ

虚言癖カウンセラー ノブヒロ

小さい頃から自分の虚言癖に悩まされていました。 「つい嘘をついてしまう。」とGoogleで検索することも多々ありました。 私自身が、虚言癖を治すまでに得た経験が、 何かの役に立てば幸いです。

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