嘘をついてしまう自分から逃げたい!ではどうするか

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嘘をつくことが悪いことであると心の中では思っていても、それをなかなか正直に言うことができない・・・。これは確かに苦しいことです。虚言癖がある方は、「嘘をついてしまう自分がいやでたまらない」、と思っていらっしゃることが多いかと思われます。

・本当は知らないことなのに、知っているふりをしてしまう。
・知人の話に負けまいとして、ついそれを上回るような(嘘の)大袈裟な話がさもあるかのようにしてしまう。
・実際にはしていないことを、取り繕ってしまう。
・本当はできないことを、できるように振る舞ってしまう。

これを繰り返してしまうことで、現実と自分が作った虚構のギャップがだんだんと大きくなってしまい、身動きがとれなくなるということは、自分では分かっているのです。
しかし、
「自分のゆがみをただす術がない・・・・・」
「つい、同じ行動パターンの轍にはまってしまう・・・」

これに対して
「どうしたらいいか、分からない。」
「逃げたくて仕方がない」

という心理状況です。

では、どうするか

このことに関して、抽象度を少し上げて考えてみましょう。

実はこれは、「正しいと思っていることを、実行に移すことができず、間違った行動をとり続けているということ」と言い換えることができます。

「分かっているけど、なかなかそれを実行に移すことが難しい。」ということなら、世の中のほとんどはこのケースにあてはまるのではないでしょうか?
「分かっているけど、行動に移すことができない」ということは、実は虚言癖がない方にとっても、共通の悩みでもあるわけです。

時間が経過するに任せたまま、今までと同じで楽な行動パターンに身をゆだねてしまい、ずるずる流されてしまうということはよくあることです。人間である以上避けられないことのように思います。

このようにずるずると行ってしまっている時は、打つ手がないのでしょうか?

方策はいろいろある

「つい、やっちゃうんだよね。」
「気づいたらやってしまうんだよね。」
・・・となった時に、そこで終わってしまうので、同じことを繰り返してしまうのです。

さあ、ではそれに少しでも抵抗して、なんとか今までと違う行動パターンに自分を誘導するにはどうしたらいいか、話を進めてみましょう。

今日はそのうちの一つをご紹介いたします。

それは「今はまってしまっている流れをいったん止める。」ということです。

今動いている行動をやめて、間髪を入れずに心理的に抵抗のある行動に変えるのは、実は誰にとってもかなり難しいことです。

たとえて言うなら、サッカーのボレーシュートみたいなものです。飛んでくるボールに対し、ダイレクトにスピードを落とさずにそのまま直接ゴールするということは、見た目は派手ですが、難しい状況を難しいままなんとかしようとすることに等しく、成功率はあまり上がらないでしょう。

大切なことは、難しいことを難しいままやるのではなく、だれにでもできる易しい状況を作り上げ、それを淡々とこなすことです。

では、簡単にシュートする方法はないのでしょうか?そうです。ボールをいったん止めて、止まっているボールを蹴ることです。これで蹴る精度がアップします。それがだめな状況なら、セットプレーで得点を狙います。

それはサッカーだけの話じゃないですかって?では、我々が直面する現実では、「ボールを止める」ということはどういうことなのでしょうか?

卑近な例で考える

・YouYubeを見ていたらハマってしまい、抜け出せない・・・大事な仕事があるのに、それを考えると余計に仕事に戻れない・・・・という例で考えてみます。

Step1
仕事のことを考えるのをいったんやめる。過ぎてしまった時間を後悔することも止める。

Step2
ブラウザの×ボタンをとにかく押す。心に空白が訪れて、これを猛烈に埋めたい気持ちになる。しかしそれでよい。とにかく何もしない状態を1分程度作る。心の中が疲れでいっぱいな時は、ゆっくり歩いたり、1分程度目を閉じたりする。

Step3
仕事の大変さを考えてしまうと、行動に入れない。だから、できるだけ何も考えないようにして、感情面では仕事モードでなくとも、ペンを持ったり、ディスプレーに向かったり、仕事に向かい合う行動に入る。

Step4
なぜか、仕事の世界に戻っている!

実際に、これは自分で実験し試してみて、効果のあった方法です。

これがなぜいいかというと、「YouYubeから抜け出す」ことと「(心理的に抵抗がある)仕事に入る」ということを同時にしていないからだと思います(笑)。

だから、虚言癖に陥っている方の一つの方策は、「嘘をついてしまうことから抜け出す」ことと、「正しい行動をする」ということを同時に行うのではなく、「いったん止める」という中間ステップをはさむことです。

さあ、いよいよ本番です。

「嘘をついてしまう状況」で考えてみます。
・仕事ができていないのに、できているとまた嘘をついてしまった。という状況で考えてみましょう。

Step1
「嘘をついた後はどのように怒られるのか」などと、起きていないことを想像をするのはいったん止める。

Step2
その後に嘘を塗り重ねることをいったん止める。嘘をついてしまった自分をまずは許してあげる。後悔の念が襲ってくるが、それでよい。嘘で埋め合わせしたい気持ちに猛烈になるが、とにかく、いったん心を落ち着かせる。そのためには、何もしない状況を1分程度作る。

Step3
感情的には「うそでごまかしたいモード」のままでいいので、正しいと思える行動のとっかかりになるような小さな小さな行動を起こす。

Step4
嘘の連鎖が一つ切れる。

まとめ

「いったんストップする」という小さなステップをはさむことで、心理的に抵抗感のあることと、今していることを止めることを同時にする必要がなくなり、急激な心理変化を避けることができます。これはいろいろと応用が利くはずです。お試しあれ!

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ミツヲ

ミツヲ

コンサルタント養成の通信教育を経て、「人と人との結びつきの大切さ」 「歩み寄ってお互いの接点を見出すことの大切さ」を学びました。 問題や悩みに向き合うことは大変ですが、行動すればきっと一歩前進します。

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