「道は開ける」という本の紹介①

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デール・カーネギーの「道は開ける」をご存じでしょうか?この本は、私が高校生のとき、不安神経症に陥ってしまい、それをどうやって解決したらいいのか、解決策を探すために購入した本です。当時は目からウロコの連続で、この本でかなりの部分を乗り越えることができました。

それ以来、数々の人生の岐路に立たされた時は間違いなくこの本が引っ張り出され、そしてそのほとんどを解決させることができたと断言できる本です。

30年以上の時を経て、私のバイブル的存在です。最初に買った当時の本はすでにボロボロで読むことができなくなり、今は同じ本で通算5冊目くらいになります。
インターネットの時代になり、常に日進月歩どころか秒進分歩とさえ言われるようになったこの現代に通用するどころか、昨今の問題解決技法フレームワークの基礎としても十分すぎるほど実践的な内容です。この本の実践力は、私が受けたコンサルティングの通信教育の内容とも全く矛盾なく一致するほどで、その他の問題解決のエキスパートと呼べる方たちの主張とも同じという精度の高さを誇る本でもあります。コンサルティングファームで有名なマッキンゼーの問題解決手法と、根本部分が同じでもあります。

この本の成り立ち

デール・カーネギーは、YMCAの夜間学校の成人クラスを、歩合制で担当していました。彼の授業を受講していた人は、問題解決を欲しているビジネスマンが大半です。彼らを満足させることができなければ、カーネギーは授業料をもらえない厳しい状況で授業をしていたのです。
彼のもとに集まったビジネスマンたちは、短期間で昇進し、昇級するという成果を次々に出し始めます。その時書かれたテキストが「人を動かす」という本でした。
その数年後、彼は成人クラスのビジネスマンが共通して重大な共通問題を持っていることに気づきます。それは「悩み」です。
その人たちを満足させる内容のテキストが当時はなかったのです。悩める人たちのために書かれたテキストとして、数年間の蓄積を通じ「道は開ける」が生まれました。

この本の問題解決力がすごい理由

なぜ、この本が問題解決のエキスパートたちの使うフレームワークに負けない解決力を持つ本なのか?おおざっぱに分けて、3つの理由があると私は考えます。

①すべて実話にもとづいている。実名であり、登場人物はネット検索するとちゃんと出てくるし、それなりの地位のある人たちであることが分かる。
古今東西のあらゆる種類の伝記数百冊が資料のベースになっている(孔子からチャーチルに至るまで)
③悩みの解決法に関して、膨大な実証報告と実証データを世界中から集めている。

①は言うまでもないことですが、カーネギーの場合は、「悩み」を解決するという目的を絞ってデータを集めているので、その凝縮度は圧倒的だということです。
②のすごいのは、この本のいたるところに、歴史的な思想家の名言が、これでもかこれでもかと出てくることです。
③は、ご本人が、「地球上のだれよりも数多く『わたしはどのようにして悩みを克服したか』という話に耳を傾けてきたと自負している」と豪語するほどのデータが集まっているということです。これは、「もはや科学的な検証である」と言ったら言い過ぎでしょうか。

そのお値段は

それだけ労力をかけているこの本が文庫版で700円程度新書版で1700円程度なのは、かなりすごいことです。中古ならアマゾンで150円で買えます。この本が10万円以下で買えるのは、カーネギーがかけた労力(実に7年間)からすれば、どう考えても奇跡だと思います。0が2つ違う、とさえ私は思うのです。
また、この本は内容が完全に1冊で完結しています。そういった意味でも嬉しい限りの本だと心の底から思います。

まとめ

私は虚言癖を抱えた人の「悩み」を解決するにも、この本が間違いなく役に立つと断言します。私自身、虚言癖をこの本で乗り越えた一人です。そして、この本で学べたことは、人生の他の問題にも応用が利きます。

私が数十年かけてこの本の原則を実践し、そして実証してきたことの中で、特に即効性のあった法則について、次回から3回に渡り、ご紹介していきたいと思います。中身自体に新しさはないかもしれませんが(著者もそうおっしゃっていますが)実践すれば、目からウロコの内容ですよ。

 

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ミツヲ

ミツヲ

コンサルタント養成の通信教育を経て、「人と人との結びつきの大切さ」 「歩み寄ってお互いの接点を見出すことの大切さ」を学びました。 問題や悩みに向き合うことは大変ですが、行動すればきっと一歩前進します。

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