前回の続きです。
まだ前回の記事を読んでいない人は、
そちらを読んでから、この記事を読んで下さいね。
さて、前回は虚言癖が改善された状態について、お話をさせていただきました。
そこでは、
・虚言癖の改善=嘘を全くつかない ではない。
・嘘をつく必要がなくなる段階がゴール
というお話をさせていただきました。
では、その嘘をつく必要がなくなる段階とは何なのか?
今回は、その段階について、お話をしていきます。
嘘をつく必要がなくなる段階とは?
嘘をつく必要がなくなる段階。
これが私の目指している虚言癖のゴールです。
その段階になると、具体的にどうなっているのか。
いくつかお話をしていきます。
①自分の理想をしっかり体現している。
「もっと●●だったいいのに。」
「●●になれればよかった。」
「本当は●●でいたい。」
でも現実はそうではないため、嘘をついてしまうというお話を以前もしていました。
逆に言えば、これらが本当にかなっていれば、嘘をつく必要って全くないんですよ。
例えば、「素敵な恋人が欲しい。」
当然ながら本当にいれば、嘘をつく必要ないですよね。
「もっとお金が欲しい。」
実際に収入が上がっていれば、嘘をつく必要はありません。
「本当はかっこよくありたい。」
人それぞれかっこよさはあると思いますが、
おそらくその本質には、「誰かに振り向いて欲しい。」などの気持ちがあるはずです。
仮に、理想どおりのかっこよさではなくても、
その人に振り向いてもらえていれば、嘘をつく必要はありません。
このように、現段階の理想を叶えている状態というのが、まず1つです。
②周りの視線が気にならなくなった時
これも「全く周りの視線を気にしなくなれ!」というお話ではありません。
例えば、どうしても周りからよく見られたい。周りから嫌われたくない。好意的に思われたい。
という想いを持っているとします。
すると、どうなるか。
媚びる、というわけではもちろんないのですが、
自分の思う理想の人気者をイメージし、それを演じ始めてしまいます。
すると自分より人気がある人に嫉妬心が湧いたり、
自分以外の人に好きな人が振り向いてしまえば、マイナスな感情が爆発します。
その結果、自分自身を偽るようになっていくのです。
しかし、現実として、すべての人に好かれようとすればするほど、
自分らしさ、自分の理想というのは表現できなくなっていくのです。
例えば、有名な人だと明石家さんまさん。
さんまさんは、人によっては「面白い人!」とプラスの評価があり、
「うるさい、やかましい人。」というマイナスの評価を持っている人もいるでしょう。
しかし、マイナスの評価の人のために、さんまさんが黙るようになってしまったら、
それはまた違いますよね。
このように、自分の性格を前に出せば、プラスな評価をする人、マイナスな評価をする人、
簡単に言うと、好きになる人、嫌いになる人がどうしても出てきてしまうものなのです。
つまり、周りの視線が気にならなくなった時というのは何かというと、
嫌われる人がいてもいいと思えた時、そのように考えれるようになった時です。
すると、自己を偽ろうとする感情は消え、嘘をつく必要がなくなっていきます。
まだまだ改善された段階というのはあるのですが、
長くなりましたので、続いはまた次回、お話をしていきます。
まとめ
嘘をつく必要がなくなった時の状態の2つ。
①自分の理想をしっかり体現している。
②周りの視線が気にならなくなった時。
とても大事なお話です。
次回も続きをお話していきます。