虚言癖の心理と原因②自分を守るために嘘をつく

「この人、自分の保身ばかり考えているな・・・。」
なんて人、いますよね。

こんにちは、虚言癖カウンセラー ノブヒロです。

前回の記事では、構ってほしいから嘘をつくという心理のお話をしました。

今回は、これもおそらく該当する人が多い、
自分を守るために嘘をつくというテーマでお話をしていきます。

どうして、保身を考えてしまうのでしょう?
それには、たった1つのシンプルな理由がありました。

虚言癖の心理、自分を守るために嘘をつく理由

自分を守るために嘘をつく人。
これは虚言癖を持っている人だけではありません。

誰もがこうなる可能性があるものです。

わかりやすい例をあげます。

今、この記事を読んでいる方で、
言い訳や嘘をしたことがないという方はいらっしゃいますでしょうか?

正直、私は誰しも一度は嘘の理由、言い訳をしたことってあると思っています。

例えば家で悪いことをした時や学校で悪いことをしてしまった時、
親や先生に嘘や言い訳をしたという経験は誰にでもあると思います。

しかし自分を守るために嘘をつく人の場合、
ともかく自分の本心や、言いたくない部分に相手が触れてきた時、
とてつもない恐怖を感じます。

人によっては前回の記事のように、
かまって欲しい、自分のことをわかってほしいと思っていながらも、
相手が理解しようと、自分の本心にに迫ってくると物凄い恐怖を感じます。

ゆっくりと本心に迫ってくるだけでも怖いのに、
物凄い圧力をかけられると更に恐怖を感じます。

「本当はどうなんだ!!!!」と言われた時には、
もう心も体も震え、ともかく怖くて怖くて仕方なくなります。

ともかく、全てが自分への攻撃に感じるのです。
どうしても反抗的な態度になってしまうのです。

だから咄嗟に嘘がでてきます。
そうやって自分を守ろうとします。

そして、その時の嘘はたいてい下手な嘘が多い気がします(笑)

もう無自覚に嘘をつく癖ができてしまっているので、
本心に迫られた時、まず頭に嘘がよぎってきてしまうんですね。

もちろん本心を出せることも有ります。

本心を出せる時は、おそらく自分も落ち着いていて、
「本心を話しても否定されなそうだ・・。」
「安心して話せそうだ・・・。」という時です。

そうではない時は、そこからどんどん嘘が出てくるので、
頭が真っ白に、そして混乱してきてしまい、
本心がそもそも何なのかもわからなくなります。

自分が何を言ったのか、何を話せばいいのかもわからなくなります。
自分の発言を覚えていないのです。

結果しどろもどろになって、
相手も嫌な気持ちになって、更に状況が悪化していくというスパイラルに陥ります。

ともかく必死に、一生懸命になります。
そして悪意のない嘘を出してしまいます。

決して、騙そうという思いから嘘を出しているわけではありません。
本当は素直に話したいのです。

でも、ともかく本心を知られてしまうのが怖くて、
また本心を出した時否定されるのが怖くて、嘘をついてしまうのです。

否定しているのはあなたの人格ではなく、
あなたが行った行動、やってしまったことを否定しているだけなのに、

まるで自分の人格全てを否定されているように感じ、
どんどん本心の周りに壁を作ってしまいます。

そのため、叱られた時だけでなく、
自分が周りに言えていないことに迫られた時も同じように守るために嘘をつきます。

例えば、私が高校生の時の話です。
私はゲームが好きでした。

ですが当時ゲームをしている人=キモイ奴という風潮が、何故かクラスで起こっていました。
そして、当然ゲームの話をしている集団は、そういった気持ち悪い集団と言われてしました。

なので、私もその話題を話せば「キモイ。」と言われたり、
周りから距離を置かれてしまうことが、目に見えていました。

そのため、周りにはゲームが好きであることを隠して接していました。

そんなある時、自分の携帯電話を周りの人に取られてしまい、
中身を見られることがあったんです。

その中には、ゲームの攻略情報や、プレイ画像が入っていました。

もうその時は、
その時の恐怖といったら半端ではありませんでした。

そして、それがついにバレてしまい、
「お前、こういうのが好きなのかよ?」と言われました。

今思うと、そこで正直に「そうだよ。」と言えればよかったんですが、
そういった時も、「いや、それは友人が僕に送ってきた画像なんだよ。」と嘘をつきました。。

当然そんなのは嘘だってわかるし、
また、嘘だと思わなかった人に対しては、更に本心が言えなくなっていってしまいます。

そういう事を繰り返しているうちに、
本当に本心が言えなくなっていってしまうのです。

もうそれが当たり前になってしまうのです。
そして後で後悔をし、どんどん自分を苦しめていってしまいます。

そういった心理に陥ってしまうのです。

もし今これを読んでいて、
「私もそうかもしれない。」という人がいたら。

私はいいます。
「本心がバレても大したことはない。」

もう一度いいます。
「本心がバレても大したことはない。」

確かに怖いです。
めちゃくちゃ怖いのは目に見えています。

しかし私は先ほどのように携帯の中を見られた時、
物凄く怖かったし、後で沢山後悔もしましたが、
なんだかんだ肩の荷が降りた気がしたのです。

また、意外とバレたとしても、
もちろん想像通りの反応をする人もいますが、

そんなに人は、他人のことに興味を持っていないので、
「ふーん。」というレベルで終わることもあります。

また面白いのが素直に出したことで、
「実は俺も好きなんだよ。」という人と、思いがけない友達が出来たこともあります。
(その時のゲームはバイオハザードでした)

また、仕事の失敗だったりそういった物を言えない場合。
「クビになるかもしれない。」だったり、そういった恐怖を覚えることもあると思います。

でも、素直にいいましょう。
それが1番、あなたにとっても楽だし、周りも助かるのです。

逆に隠されてしまうことで、周りに余計に迷惑がかかるし、
自分自身もどんどんつらくなってしまいます。

場合によっては、もっと取り返しのつかないことになります。

もちろん、話した直後は物凄い大変だと思います。
内容によっては、想像通りの展開もあるかもしれません。

でもね、やり直しはできるんです。
それを機に、変わろうとすればいいだけです。

また相手も物凄く怒るかもしれませんが、
それはさっきも言ったように、あなた自身に怒っているわけでなく、

あなたのやったこと、あなたが嘘をついたことに怒っているんです。
決してあなたの性格を否定しているわけではないんです。

むしろ本気で自分のことを考えていてくれる人も多いのです。

そこで嘘をついてしまったら・・・
どんどんそういった人が離れていってしまいます。

結果として、わかってくれる人はいなくなっていきます。

でも怖いと思います。
心臓が止まりそうになるぐらい怖いこともあると思います。

そういった時は、
「目の前のことをなんとかしよう、解決しようとしない。」
と意識してみてください。

そうすると、少し冷静になれます。
そして、嘘をついても意味が無いことがわかってきます。

・本心を出しても大したことはない
・目の前のことをなんとかしようと考えない

そういった考えを持ってみてください。
そこから始めてみてください。

そうすれば、少しずつでは有りますが、
嘘をつくことが減っていくと思います。

次の記事→虚言癖の心理と原因③自分に自信がないから嘘をつく

ABOUTこの記事をかいた人

小さい頃から自分の虚言癖に悩まされていました。 「つい嘘をついてしまう。」とGoogleで検索することも多々ありました。 私自身が、虚言癖を治すまでに得た経験が、 何かの役に立てば幸いです。